頻度的に多いのは
@急性胃腸炎(自家食中毒)や感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症)
Aストレス性の胃炎や胃潰瘍
B胆石、胆のう炎や膵炎、肝炎
C虫垂炎や憩室円、虚血性腸炎
D腸閉塞(ちょうへいそく)
E胃がん大腸がん

などが考えられます。
来院時の腹部の触診である程度は見当がつき、レントゲン検査や採血検査ですぐに結果を確認し、点滴や処方で治療を並行して進めます。内視鏡検査超音波検査で確定診断がつけば、早期に治療方針を決定できます。

これらの症状がでたとき、重要なのは、無理して食事や水分をとらないことです。
同じ病状でも飲食を止めて、来院し点滴するだけでも改善することが少なくありません。ノロウイルス感染や軽い急性胃腸炎がこれに当てはまります。アルコール性肝障害や肝機能障害も同様です。また炎症があったとしても、最近は抗生物質も強力で、かなりの虫垂炎や憩室炎も抗生物質点滴で治癒してしまいます。もちろん外来でこれを行う場合、血液検査をすぐ行い、結果をその場で確認し、改善の程度を厳密に観察します。経過と重症の程度により、必要があれば迅速に基幹病院を紹介、入院の手配をいたします。


              
慢性の胃痛、腹痛がある方は、ぜひ一度 内視鏡検査をうけられることを、お勧めします。
胃潰瘍や早期の胃がんなど、わずかな症状のうちに、検査で早期発見がお勧めです。内視鏡も発達し、昔よりずっとラクに、かつ高精度になりました。⇒高精度経鼻内視鏡のご案内
   

埼玉県北西、本庄市の西、上里町の消化器内科 胃腸科 
彩の丘クリニック

腹痛、おう吐、下痢などの緊急の消化器症状の患者さん